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家賃交渉ができる物件、できない物件

家賃交渉はすべての物件でできるわけではありません。貸し手(大家さん)からすれば家賃を下げてでも入居してもらいたいと思える理由が必要になります。端的に言うとそれは物件の持つマイナスポイントです。

逆に、マイナスポイントがない優位性のある物件はわざわざ家賃を下げなくても入居がつく可能性が高いので大家さんも簡単には譲歩してくれません。そういう物件は家賃交渉ができない物件といえます。

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家賃交渉の秘訣は「マイナスポイント」を見つけて交渉材料とすること

家賃交渉は、相手(大家さんなど)に対して家賃というこちらに対してだされている条件を譲歩してもらうことが目的です。相手に譲歩してもらうのであれば、それなりの理由が必要です。

 

じゃあ、具体的に物件の「マイナスポイント」というのはどうやったら見つけることができるのでしょうか?下記に具体的な例を挙げていますので参考にしてみてください。

 

敷金や礼金がゼロの物件

敷金礼金は大家さんサイドからするとぜひとっておきたいもの。それがゼロということは周囲の物件と比較して優位性が乏しいとみることができます。
そのため、敷金、礼金をゼロにしているわけですから、交渉の余地があるかもしれません。
しかし、すでに大家さんサイドは敷金や礼金をゼロにするという一定の譲歩をしているということを忘れてはいけません。

 

築年数が7年から10年程度の物件

このくらいの築年数の物件は良くも悪くも中途半端です。
ここ数年で賃貸物件のグレードは格段に上がってきました。例えば木造アパートであってもテレビドアホンやお風呂にテレビ標準装備されていることがあります。

そのため、築年数が7年以上経過しているような物件は、設備面で見劣りしています。 また、オーナー側からしてみたら、築年数が7~10年程度では設備を新しいものに変えるのはもったいないと考えるでしょうし、7年から10年程度なら新築当時の家賃からあまり下落していないことが多いので交渉の余地は十分にあります。

 

最寄りの公共交通機関が「バス」

物件情報には必ず最寄りの交通機関が掲載されています。
通常は駅を記載することが多いのですが、駅から10分以上離れている時にはバス停を載せることがあります。
不動産広告の場合、徒歩1分は80メートルで計算されます。
たまに駅から徒歩15分と記載している物件もありますが、徒歩15分というと距離で1.2キロメートもあります。こうなると、もう徒歩圏内ではないですよね。
この場合、交通アクセスを少しでもよく見せるためにバス停からの距離を記載することがあります。
但し、あくまでバス便というのは駅に比べると交通利便性が高いとは言えませんので、家賃交渉の材料となるでしょう。

また、バス停すら記載せず、駅から15分や20分と書かれているような物件は他の交通機関がないので、家賃が交渉できる可能性は高いでしょう

 

低階層の物件

低階層にある物件、特に1階の部屋は泥棒や覗きなどの防犯上の問題、車の通りが多い道路沿いの物件なら騒音問題など多くのマイナスポイントがあります。
女性は特に1階の部屋は嫌いますので、家賃が交渉できる可能性は高いでしょう。
また、賃貸営業マンや管理会社の担当からしても、オーナーに対しての説明として「1階部分は入居が決まらないので家賃を下げましょう」という切り出し方は、家賃交渉の際によく使われる方法なので、交渉の成功率は高いでしょう。

 

同じ建物で複数の部屋に空室がある物件

インターネットの賃貸物件サイトを見てみると、同じ建物の物件を見ることがあります。
複数の仲介業者が同じ部屋を広告していることもありますが、物件情報の中に募集している建物の階数や場合によっては部屋番号が記載していることもあります。
もし、同じ建物であっても部屋の階数が違うような物件を見つけたら、その建物のいくつかの部屋が空室であることが分かりますので、家賃交渉には大きな材料となるでしょう。

 

 

このほかにも、実際に物件を内覧してみてわかるマイナスポイントもあるかと思います。
たとえば「日当たり」「騒音」「周辺道路」「周辺施設」「お部屋内の設備」など様々です。内覧をする際はこのようなマイナスポイントとなる材料をしっかりメモするようにしておきましょう。

 

なお、実際に物件を内覧される前には事前に物件資料を入手しておくことをお勧めします。賃貸物件では同じ建物でも部屋番号が違うだけで日当りや間取り、設備など相違点が多くあり、入力ミスなどでネット上で掲載されている情報と不動産会社から入手する物件資料に掲載されている内容が違う場合があります。

ですので、事前に物件内容について不動産会社に問い合わせ、物件の最新状況を確認しておくことはとても大事なポイントです。たとえば「SUUMO」などの賃貸不動産のポータルサイトを使えばこうした物件情報は比較的簡単に入手できます。

 

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